とあるメンタリストの徒然日記

カウンセラー、メンタリストとして活動しているsatoshiと申します。日頃使えるメンタリズムや出来事などを発信していきます。

心を強くする方法!メンタリストが解説

こんばんわ。メンタリストのsatoshiです。

 

今日は日中暖かくなりましたねー。土曜日ということもあり、お出かけした人も多いのではないでしょうか。

 

僕はというと、ホームページ制作、資料整理などでほとんど外出てません。昼間に野球バットで素振りしたくらいです。もったいない、、、

 

さて今日は「心を強くする方法」です。

様々な方法がありますが、2つほど紹介したいと思います。

 

自分を客観的に分析する!

人間は自分を客観的に分析するのが苦手です。成功したときは自分が頑張ったからと思い、失敗したときは周りが足を引っ張ったからだと思いがちです。

「自己奉仕的バイアス」と言われるもので、実際よりも自分を肯定的に考えるバイアスのことです。

 

ときにはこの自分を肯定的に考えて、ポジティブに捉えることも大事ですが、失敗したときに周りのせいにしても成長に繋がりません。

 

そこで自分を客観的に分析するんです。

「なぜ成功したのか」「失敗してしまった要因はなんなのか」と分析します。

そうすると、落ち込んだときも自分を分析できるのと、冷静に要因を判断できるので、感情的になり、「俺ってだめだ、、、」とマイナスに考えることが無くなります。

 

余計なストレスを排除するには「周りを変えようとするのではなく、自分の思考を変えた方が圧倒的に早い」です。

 

そのために客観的に自分を分析するのが大事です。

 

例えば、仕事で資料制作が遅れてしまい、上司に怒られたとします。

 

なぜ遅れたのか

   ↓

他の仕事があったから

   ↓

早く済ませるべき仕事はどちらだったのか

   ↓

次に同じ状況があった場合、どう動けば仕事をこなせるのか

 

 

こんな感じで分析します。

 

悲しいときは泣いた方がいいというのは嘘!?

みなさんの常識では「悲しいから泣く」となっているでしょう。

 

しかし、感情心理学的には「泣くから悲しい」んです。

 

心理学を勉強していればほぼ全員が知っているアメリカの心理学者ジェームスとデンマークの心理学者ランゲは「情動の末梢起源説」を提唱しました。

 

簡単に言うと、生理的変化(泣く、笑うなど)が起きると、脳がその変化を受け取ることで情動(楽しい、悲しいなど)が起きるということです。

 

例えば人と話しているときも、笑顔でその人の話を聞いているうちにだんだん楽しい気持ちになってきた、、、なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。それがジェームスランゲ説(情動の末梢起源説)です。

 

これに照らし合わせると、泣くことでストレスや嫌なことを忘れるよりも、嫌なことがあったら、友達とばか騒ぎして笑いまくる。こういう方法もあります。

 

ちなみにこの「悲しいから泣く」と「泣くから悲しくなる」は学者の間でも意見が分かれるため、自分に合ったほうを選んでください。

 

心を強くする。それはストレスに対処する方法もそうですが、基本的に自分の考え、行動を変えるという簡単な作業です。

 

もしあなたがストレスに弱いと思っているならば、それは自分を変えるということを難しく考えすぎなだけかもしれません。

 

人間は簡単に変わります。これだけは保証します。

 

こころの休憩所 代表 satoshi