なぜ人はショッピングモールに集うのかをメンタリストが分析してみた
寒い日が続いてますね。どうもメンタリストのsatoshiです。
さて今日は題名通り
「なぜ人はショッピングモールに集うのか?」をメンタリストの観点から分析してみました。
まず第一に誘蛾効果というものがあります。これはざっくり説明すると行列が行列を生むというもので、人間は多数の人が行っている行為などに対して正しいと思い込む習性があります。
例えばラーメン店の行列を見て、「ここのお店はおいしいに違いない」とか
累計100万部突破!などと書いてある本を見て、「この本はおもしろい(または役に立つ)に違いない」
こんな感じに割と簡単に作用されます。
なので特に田舎などの地域では特に大型ショッピングモールが少ないのでそこに集中しやすくなる
その結果、それを見た別の人がなんとなくそのショッピングモールに足を運ぶ、、、という構造が出来上がります。
さらにさらに、ショッピングモールの1階にはだいたい、宝石店やアクセサリー、さらにちょっと高めの服屋さんなどが配置されているところが多いです。
ハイブランドや宝石などは欲しいかどうかはさておき、人間なら憧れを持つことでしょう。僕も持ってます。
人間は希少性の高いものを自分のものにしたくなるという希少性の原理というものがあります。
高い服、珍しいアクセサリー、ダイヤモンドなどなど、、、なかなか他の人が持っていないアイテムに弱いのです。
そうするとなんとなく目につき、店内に入ります。
店内に入るともちろんなんとなく店内を巡回します。そうするとそこのお店にいる時間が増える。それを見た他のお客さんも安心して買い物が出来る。という仕組み。
スターバックスなどが1階に入っているのも誘蛾効果なんじゃないかと思います。
ちなみに化粧品が1階にお店を構えているのは外に匂いを出すため。2階や3階だと匂いがこもってしまいますからね。
さて最上階。ここは2階、3階、5階などそのショッピングモールごとに分かれているので最上階という表記にします。
最上階にはだいたい、ベビー服売り場、フードコートなどが設置されています。
ベビー服が置いてある目的は考えるに子供連れの親(その場に子供がいなくても)はなかなか時間がない。だが、最上階にベビー服などのお店を設置することで、親の滞在時間が多少延びる。ビジネスではこの多少が大事なのです。
フードコートは大体の人が訪れるので最上階にあったほうがもちろん滞在時間が延びるのでまたお客さんが入りやすくなる。というものです。
知らず知らずのうちに私たち人間は心理作用に掛かっています。こう分析すると違うマーケティングのビジョンやビジネスのビジョンが見えてくるのかもしれません。
こころの休憩所 代表 satoshi