メンタリストが実践した勉強法~記憶法2~
こんばんわ。今日は初めて路上でメンタリズムを披露しました。寒い中1時間に18人くらいの方が見てくださり、本当に感謝です。
楽しかった。
さて今日は昨日の続きです。
僕が実践した記憶法第二弾です。
昨日は記憶の仕組み、さらには長期記憶にいかに効率良く情報を持っていくかを書きました。
今日紹介するのは、関連付け法と呼ばれるものです。
そもそも人間の脳は一度に7つくらいのことしか処理できないらしく、それ以上覚えようとすると、前の情報を忘れてしまうのです。
では7つ以上の情報を覚えようとする場合どうすればいいの?という疑問が残ると思います。
そこで関連付け法が出てくるわけです。
方法はイメージをする。です。え?これだけ?と思いますが、これだけです。
今から紹介するのはあくまで僕が実際にやってみて成功したものなので、全員に当てはまるものではありませんのでご了承ください。
人間がイメージするとき、右脳を使います。
右脳は左脳に比べて100万倍の記憶能力を持っていると言われていますので、イメージして右脳に記憶させてあげれば、記憶力はかなり向上します。
では具体的にどうイメージするのか。適当に20個の単語を用意しました。まず自分なりの方法で覚えてください。
1:おもち 2:壁 3:自転車 4:ゲーム機 5:レタス 6:デパート 7:スマホ 8:イギリス 9:足首 10:ガラス 11:ベッド 12:カラオケ 13:柿 14:ボタン 15:ノート 16:駄菓子 17:クレジットカード 18:サル 19:雷 20:道路
さあ覚えたら、20個をノートに書いてみましょう。おそらく普通にやると、忘却曲線にのっとり、最初と最後の単語は書けますが、途中の単語は覚えられなかった。なんて感じになると思います。
大丈夫です。それが当たり前なので。
次にイメージしてみましょう。
まずイメージは鮮明にしましょう。さらにそれぞれのイメージは互いに影響していなければなりません。最後にイメージはありふれたものではいけません。例えば女性、ハイヒールを関連づけるならば、「ハイヒールをはいている女性」とイメージするのではなく、「ハイヒールの中に女性がいて、踏まれる前に脱出しようとしている」などあり得ない方が記憶しやすい。
これを肝に銘じてやってみましょう。
おもち/壁:おもちの中に大きな壁の破片が入っている。不愉快だが取り除いて食べた。
壁/自転車:壁に美しい自転車の絵が描かれている。それも沢山の。本物かと思い、乗ろうとしたら壁が破れた。
自転車/ゲーム機:最先端のゲーム機、自転車型ゲーム機が発表された。ただ、デザインが自転車そのものなので全く売れていないようだ。
ゲーム機/レタス:ゲーム機のトレイにレタスが挟まっている。そのせいでゲーム機から異音がする。ただレタスが奥に挟まっているため全く取れない。
レタス/デパート:デパートの入口にレタスが大量に散乱している。しかもこれが売り物らしい!どうなってんだこれは!
デパート/スマホ:このデパートに来店してくれたお客様全員にスマホをプレゼント!という情報を見て行ったら、詐欺だった、、、そりゃそうか、、、
スマホ/イギリス:スマホに「イギリス」と入力するだけでそこに行ける技術が開発された。なんて素晴しい世の中になったんだ!
イギリス/足首:イギリスで足首を怪我した。あざがイギリス国旗にそっくりなものになった。現地の人も驚きの様子だ
足首/ガラス:最近は足首にガラスの破片をくっつけるのがトレンドらしい。しっかり付いてあって取るもの一苦労なようだ。
ガラス/ベッド:全てガラスで出来たベッドを買った。怖いし、冬はひんやりして寝れない。高かったのに、、、
ベッド/カラオケ:ベッドをカラオケに持って行ったら店員に白い目で見られた。誰がなんと言おうとこれで寝るのだ。
カラオケ/柿:カラオケで季節のフルーツ盛りを頼んだら柿が50個くらい来た。こんないらないし、渋い、、、
柿/ボタン:柿で出来たボタンを留めようとしている。柿が潰れて洋服が汚れた、、、最悪。
ボタン/ノート:1ページ1ページボタンが留まっているノートを渡された。いちいち外さなければいけないのでイライラする。
ノート/駄菓子:駄菓子をノートと物々交換した。その駄菓子を食べたら中から小さなノートが出てきた。
駄菓子/クレジットカード:10円の駄菓子を買ったら当たりでクレジットカードをもらった。金額上限が無いブラックカード。飛び跳ねた。
クレジットカード/サル:サルがクレジットカードを使っているというニュースを見た。サルがクレジットカード、、、盗まれないのか?
サル/雷:サルは雷に強いらしい。雷に打たれても何も問題なく歩き回っている。
雷/道路:常に雷が走っている道路がある。車で走っていてもビリビリ来る。怖くてしょうがない。
さあこんな感じです。これを完璧にイメージして、出来たら同じようにノートに書いてみましょう。
恐らく驚きの結果になったはずです。これがイメージの力。
これはかなり使える記憶術です。もちろんこの限りではありませんが。
関連付けてイメージする。うまく右脳を使い、勉強をマスターしましょう。
こころの休憩所 代表 satoshi