完璧主義は大損？！メンタリストが解説 - とあるメンタリストの徒然日記

こんばんわ。メンタリストのsatoshiです。

明日は寒い一日になるようですが、熱い心を持つ待て営業に行ってきます。

体は寒いけど心は暖かくして心の風邪を引かないようにします。

はい。意味不明なことはさておき、今日は「完璧主義は大損？！」を解説していきます。

高学歴や、自分に厳しい人に多い完璧主義。

もちろんいい点もありますが、心理学的に言えば損をすることが多いです。

まずは行動を起こすのが遅い。頭であれこれシミュレーションをしすぎて、リスクや利益を深く追及してから行動を始めるので普通の人よりどうしても時間が掛かります。

企画書なんかを出させてみても、完璧を求めるがあまり、提出日に間に合わなかったり、ギリギリ間に合ったとしても上司もその企画書の内容を考える時間が無く、深い話し合いが出来なかったり。

まぁ企画書をギリギリに出して無理矢理企画を通すというテクニックもありますが、基本的には余裕を持って提出して、上司と話し合って、意見を企画に反映させた方が好かれます。得です。

しかし完璧主義の人にそれは出来ません。

完璧を求めるがあまり時間が掛かるからです。

完璧主義の人は自分に厳しい人が多いです。

自分に厳しい人は他人にも厳しいです。

自分はここまで出来るのになんであいつは出来ないんだ！

と言う具合に相手にも完璧なレベルを求める傾向にあるからです。

他人に優しく、自分に厳しくは心理学的にはほぼありえません。幻想です。

ただ完璧主義の人みんなが他人に優しくない訳ではありませんよ？あくまで統計の問題です。

完璧主義の人はストレス指数が高いです。

ストレス指数とは簡単に言うと、

youはどれくらいストレスを感じているんだい！？数字で表してみようじゃないか！

というものです。

先ほども書いたように完璧主義の人は自分の思っている完璧レベルを相手にも求める傾向にあるので、それが満たされないとイライラします。

例えば潔癖症の人は、「ホコリ一つ無いのが自分の完璧レベル」なので、それを他人にレベルを下げられる(部屋を汚されるなど)とイライラしますよね？

こんな感じで完璧主義の人は一般の人よりもストレスを感じやすい傾向なのです。

完璧主義を改善するもっとも簡単な方法は

自分の求めるレベルを下げる

これです。

結婚生活ならば、完璧主義に理解のある人と結婚すればいいですが、社会だとそうはいきません。

私は完璧主義なので、企画書の提出遅れます。でも完璧な企画書にします！

なんて通用しません。

仕事はいかに早く、そして期限を守る。

これは当たり前なので。100点満点の企画書を書いても、一日でも遅れたらまったく意味がありません。むしろマイナスです。

なので、自分が求めるレベルを下げる。

日常生活で「まぁこんなもんか」をいくつか作る。

いきなり大きく完璧主義を変えるのは無理なので、小さなことから変えればいいのです。

例えばリモコンが多少いつもと違う位置にあっともあえて直さないとか。

そんな小さなことの積み重ね。このことを続けていけば、完璧主義なあまり行動が遅くなるノロマを改善できるでしょう。

完璧主義のすべてが悪いわけではありませんが、損が多いのも事実。

自分が思っている完璧レベルを下げて、仕事、プライベートを良くしようじゃありませんか。

完璧主義を直すだけで、仕事も早くなるし、人間関係も良くなることがあるのです。

こころの休憩所　代表　satoshi