スピーチのコツ!?メンタリストが解説
こんにちは。メンタリストのsatoshiです。
突然ですが、僕は大勢の人の前で話すのがそこそこ得意です。
とはいえ、何千人もの前でスピーチをしたことはありませんが、100人くらいの前で話したことはあります。
なので数十人~100人程度の人の前で話すコツを紹介します。
全ての人に伝えようとしない
スピーチをすると、全ての人に伝えるように話す。という意識が強すぎて緊張するという話をよく聞きます。
そもそもこれが間違えかもしれません。
まず、どんなに良いこと、素晴らしいことを話しても伝わらない人には伝わりません。なのでわかる人だけに伝えよう。という意識でスピーチに臨みます。
さらに最初が肝心です。皆さんも経験あるでしょうが、初対面の人と話しをしているときに、意気投合して、話が盛り上がる。なんてことありますよね?
その意識で、まず、「最初は目の前の人と話しているような感覚」で始めます。
その目の前の人の目を見て話し始め、その人の表情が明るくなり、自分も緊張が解れたら全体に目を配り、さらにスピーチします。
なんなら目の前の人に話しを振ってあげてもいいかもしれません。
緊張が解れてきたら勝負!
さてここで注意点。緊張が解れて話し始めたはいいものの、テンションが上がりすぎて話がまとまらない。これはいけません。
手元の資料があれば、自分の話がまとまらなそうな時のために手書きでもワードでもなんでもいいですが、
「聞き手におっ!と思わせるワードを入れる」
これが肝心です。
例えば
「メンタリストは心理学、物理学などのあらゆる学問を駆使して超常現象を再現するパフォーマーです。なのでテレビなどでヤラセだろ!と思われるようなものも再現できるのです」
などと言えばえ?そうなの?どういうこと?と聞き手の心を掴むことが出来ます。
このおっ!だったり興味を引くワードを決めておき、話が支離滅裂しそうなときに言う。ある意味必殺ワードを決めておく必要があります。
細かいところだが、視覚作用も大事
今回はPowerPointやその他パソコンのソフトを使わない方法を紹介します。
え?じゃあ視覚作用も何も無くない?と思いますよね?しかし、プロジェクターを使わずスピーチを行うときも視覚作用は必要となります。
例えば自分の製品の良さを訴えかけるとき、
「A社の製品は性能がいいですが、値段が高いです。しかしわが社の製品は○○は劣りますが、△△に優れます。そして値段もA社のものよりずっと安いです」というスピーチをするとします。
このときも視覚作用は必要です。
どういうことか。
人間は左から右に流れるものを好みます。教科書や横の字で書いてある本なんかも左から右に書かれてますよね?
そうなんです。なので良いもの、自分が紹介したいものをスピーチするときと、手の動きで左から右に動かしながらスピーチするとより好印象を得られます。
先程の例だと
A社の製品は~と言っているときは聞き手から見て左に手を動かし、
しかしわが社の製品は~と話し始めたら聞き手から見て右側に動かします。
注意点は聞き手から見てです。自分から見てではないので、逆にならないように気を付けてください。
どんなスピーチも半分くらいの人に伝われば良いとされています。
最初の緊張を解すために最近は目の前の人に語りかけるように始め、
緊張がほぐれて全体に話し、
自分のテンションが上がりすぎて話がまとまらなそうになったら必殺ワードを言い、
そして視覚作用も取り入れる。
もちろんこれだけではスピーチは完成しませんが、これらの点も忘れずにすればワンランク上のスピーチが出来るはずです。
こころの休憩所 代表 satoshi